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PC-98シリーズについて。

6月 5th, 2014 by

NECが独自技術で開発し発売していたパソコンのブランド名で、PC-8800シリーズの上位モデルとして1982年に発売されたPC-9801が初代です。
BASICレベルで下位機種との互換性をある程度確保し、また画像処理用LSI、漢字テキストVRAMなどの使用でグラフィックや日本語の高速処理を実現したことなどにより多くのビジネスソフトが開発され、ビジネスパソコンでもトップシェアを確保しました。
98シリーズはキューハチ/キュッパチと呼ばれることもあり、国内シェアで 50%以上を占め、国民機と言われた時期もありました。
その後1992年から上位互換製品として販売されたPC-9821シリーズに変わりました。
しかしWindows95の発売でパーソナルコンピュータが爆発的に普及する中、PC-9821シリーズの優位性が無くなっていったばかりでなく、独自アーキテクチャーが逆に互換性を損なうというマイナス要素となり、コスト・性能面でPC/AT互換機に対し大きく不利となり、1997年にNECがPC/AT互換機ベースのPC98-NXシリーズ(ピーシーキュウハチ エヌエックス)を発表するとともに終焉を迎えたと言えます。

タッチペン入力にも挑戦していたPC98シリーズ

6月 2nd, 2014 by

【98Factory】PC-9801・PC-9821、FC-9801・FC-9821の修理・販売
日本のパソコン史を語る上で絶対に欠かすことが出来ない、NECが誇る国産パソコンPC-98シリーズ。
現在ではもう製造されておらず、WindowsやMacintoshに駆逐されてしまいましたが、このパソコンが日本国内に与えた影響というのは非常に大きい物でした。

PC-98シリーズは、パソコンの技術開発が進む途中で、様々な試行錯誤がなされたパソコンです。
例えば、現在はタッチパネルがパソコンだけでなくスマートフォンや携帯ゲーム機にも利用されています。
感覚的な操作が可能であり、パソコンに疎い人でも操作がしやすいということで急激に普及しつつあるシステムですが、実はすでにPC-98の時代にはペン入力によるキーボードを使わない入力形態も試されていました。
それが1993年7月に発売されたPC-9801Pという筐体です。
しかし、まだモニタなどの技術が追いついていないため小型化や製造の関係からも流通するレベルまでは到達しませんでした。

PC-98シリーズは、様々なアイディアを実現するために試行錯誤を繰り返しており、このタッチペン入力というのもその一つだったのです。

XFER、NFERって何のキー?

6月 2nd, 2014 by

 Windowsが主流となって久しい今、懐かしいPCとして真っ先に思い出されるのがNEC製のPC98シリーズです。Windowsが登場した頃の日本のPC市場では「98(きゅうはち)」と呼ばれていたこのPCこそが、PCの代名詞と言わんばかりのシェアを誇っていました。
 私がPCを触るようになったのはWindows3.1が主流になった頃でしたが、PC98シリーズはNECの主力機という位置付けになっていました。情報処理学会が「情報処理技術遺産」として認定するぐらい、日本のPCの歴史にとって存在感の大きなシリーズでした。
 当時、私もPC98に触れる機会は多かったのですが、特に印象に残っているのはキーボードの違いです。IBMをはじめ他社のキーボードは現在のものと大差ありませんでしたが、PC98は独自のキーボードであったため、たまに使う程度の私には新鮮な感じがしたのを覚えています。
 特に印象深いのは「XFER」と「NFER」。現在のキーボードで言えば「変換」と「無変換」に相当するキーです。キーボード上の表記が違うだけとはいえ、その存在感は際立っていました。他にも「Roll-up(Page Down)」「Roll-down(Page up)」など独自のキーが存在していましたが、Windows登場前から日本のPCの中心にいた機種だけに、周りに合わせて変える必要がなかったのかと思います。
 現在は過去の思い出として語られるのみとなったPC98シリーズ。私のような素人の記憶にも鮮明に残っていますので、当時の影響力は計り知れないほど大きかったのでしょう。

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