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XFER、NFERって何のキー?

月曜日, 6月 2nd, 2014 by

 Windowsが主流となって久しい今、懐かしいPCとして真っ先に思い出されるのがNEC製のPC98シリーズです。Windowsが登場した頃の日本のPC市場では「98(きゅうはち)」と呼ばれていたこのPCこそが、PCの代名詞と言わんばかりのシェアを誇っていました。
 私がPCを触るようになったのはWindows3.1が主流になった頃でしたが、PC98シリーズはNECの主力機という位置付けになっていました。情報処理学会が「情報処理技術遺産」として認定するぐらい、日本のPCの歴史にとって存在感の大きなシリーズでした。
 当時、私もPC98に触れる機会は多かったのですが、特に印象に残っているのはキーボードの違いです。IBMをはじめ他社のキーボードは現在のものと大差ありませんでしたが、PC98は独自のキーボードであったため、たまに使う程度の私には新鮮な感じがしたのを覚えています。
 特に印象深いのは「XFER」と「NFER」。現在のキーボードで言えば「変換」と「無変換」に相当するキーです。キーボード上の表記が違うだけとはいえ、その存在感は際立っていました。他にも「Roll-up(Page Down)」「Roll-down(Page up)」など独自のキーが存在していましたが、Windows登場前から日本のPCの中心にいた機種だけに、周りに合わせて変える必要がなかったのかと思います。
 現在は過去の思い出として語られるのみとなったPC98シリーズ。私のような素人の記憶にも鮮明に残っていますので、当時の影響力は計り知れないほど大きかったのでしょう。

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